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  チョコレートFAQ
Q
チョコレートを食べると、ニキビができると言われますが、本当でしょうか?

A
ニキビは皮脂腺から出たアブラが毛穴につまってしまい、そこに細菌が繁殖するためにできるもので、ホルモンのバランスがくずれやすい思春期に多くにみられます。また体調の悪いときや皮膚を清潔に保っていないときなどもみられ、チョコレートを食べることとは関係ありません。医学的にも、ペンシルバニア大学の研究結果などでチョコレートを食べることとニキビの悪化とは無関係なことが証明されていますし、アメリカ食品医薬品局(FDA)はニキビと食事とを関係づける科学的根拠はないとの見解を示しています。

Q
チョコレートを食べると、太りますか?

A
肥満は食べ過ぎにより、摂取したエネルギーが運動などで消費されるエネルギーを上回る状態が長く続くうちに、余分なエネルギーが体の脂肪として蓄えられることが原因となって生じます。ですからチョコレートだけを目の仇にするのは間違いです。アメリカ・タフツ大学メイヤー博士の研究によれば、肥満の原因はむしろ運動不足にあることを指摘しています。

Q
チョコレートを食べると、鼻血が出るのですか?

A
そんなことはありません。チョコレートのような栄養価が高い食品は、食べ過ぎると体の中にエネルギーがたまり、はけ口がなくなって鼻血になるのではないかと、間違って思われたからかもしれません。しかし医学的にはチョコレートと鼻血は全く関係ありません。

Q
板チョコが作られたのはいつ頃ですか?

A
1828年にオランダでカカオ豆に含まれている脂肪(ココアバター)を絞り取る技術が開発され、粉末のココアが作られるようになりました。今のような「板チョコレート」は、ココアにココアバターを十分に加えることで、板状に作れるようになり、最初のミルクチョコレートは1876年にスイスで発明されました。

Q
チョコレートはどうしてなめらかなのですか?

A
チョコレートの製造工程のち、リファイニングと呼ばれる工程で、粒子を約25ミクロンにそろえます。1ミクロンは1000分の1ミリメートルですから、とてもきめこまやかになるのです。

Q
買ってきたチョコレートを冷蔵庫に入れて冷やしたら、チョコレートの表面が白くなってしまいました。食べても大丈夫ですか?

A
チョコレートは高温(28℃以上)に置かれるとココアバターが溶けて表面に浮き出し、その後冷えて固まるときに白く粉をふいたような状態になります。これは「ブルーム現象」(ブルーミング)といってチョコレート特有のものです。こうなるとみかけも悪く、チョコレート本来の味も損なわれますが、食べても別に害はありません。ブルーム現象をおこさせないためには、直射日光を避け、涼しい乾燥したところに保存しましょう。

Q
チョコレートはどのようにして保存したらいいでしょうか?

A
チョコレートは出来る限り空気に触れることのないように包んで、冷暗所(22℃以下の食器棚)に、匂いの強い食品等から遠ざけたかたちで保存してください。もしどうしても22℃以下に保存できる食器棚が無い場合には、冷蔵保存してください。冷蔵保存する場合には、必ず2重以上にラップをしてから保存してください。冷蔵保存されたチョコレートを食べる場合には
1)必要分のみ出して直ちに食べてください。
2)ラップされたままのチョコレートを室温に戻してから食べてください。
こうすることでチョコレートの表面の汗かきを防止することができます。チョコレートの保存は、涼しく乾燥した場所を選んでください。購入から8ヶ月~1年で消費されるチョコレートであれば、通常は冷蔵の必要はありません。高温多湿の地方にお住まいの方は、ラップで2重に包んでから冷蔵保存をすることで、チョコレートの味と香りを逃がすことなく保存できます。冷蔵されたチョコレートは必ず室温に戻してから食べてください。なお、チョコレートの冷凍保存はしないようにしてください。

Q
ホワイトチョコレートは、チョコレートに分類されますか?

A
チョコレートは通常、カカオマス、ココアバター、砂糖、ミルクの4つの主な原料からできていますが、ホワイトチョコレートはココアバターを主原料としているので白くなっています。カカオマスが入っていないので苦みがなく、ミルクの味と色の白さが生かされているのがこのチョコレートの特徴です。

Q
チョコレートといえば板チョコなど固型だと思っていたら、ホットチョコレートという飲み物を見かけました。ココアとの違いなど、ホットチョコレートについて詳しく教えてください。

A
ホットチョコレートは、固型のチョコレートを溶かした飲み物です。チョコレートはカカオマス(熔煎したカカオ豆の外皮を除き、ペースト状にしたもの)に砂糖、ミルク、カカオバターなどを加えて作ります。カカオマスより、脂肪の一部を取り除いたものがココアです。
●チョコレートはもともと飲み物だった
チョコレートが固型になったのは19世紀で、もともとは液体の飲み物でした。チョコレートの原料のカカオの故郷は、中米から南米北部といわれています。13~16世紀、アステカではカカオ豆は疲労回復や病気、傷にも効く万能薬として、すりつぶして飲まれていました。この時代には苦くて脂っぽく舌触りもザラザラで、おいしいものではなかったようです。やがて、アステカを征服したスペイン人コルテスにより、このドリンクはスペインに伝わり、砂糖が加えられ驚くほどおいしいチョコレートになりました。19世紀に入り、ココアバターを取り除く方法が発明されココアが誕生し、また固型のチョコレートも生まれました。
●スペインでは日常的
ホットチョコレートは、スペインなどではごく日常的に飲まれているようです。おやつの時間(午後5~6時)に、チュロスやクロワッサンなどをホットチョコレートにつけて食べることが多いようです。また、お酒などを飲んで朝帰りした時にも、日本でお茶を飲む感覚で日常的に飲む習慣があるそうです。
●フランスではショコラ・ショー
フランスではショコラ・ショー(温かいチョコレート)といい、カフェの定番メニューです。
●ホットチョコレートの作り方
温めた牛乳に、溶かしたチョコレートを少しずつかきまぜながら注ぎます。好みで生クリーム、リキュールを加えてもおいしく飲めます。

Q
なぜチョコレートやココアに虫がつくのですか?

A
菓子類に限らず食品には虫がつきやすいものです。人間が食べて“おいしい”お菓子は虫たちにとって最も好む食品と言えます。特に、チョコレートやココアのように香りの良いものを好む虫が多いようです。

Q
どこで虫が入ってくるのですか?

A
チョコレートやココアは、近代的な設備と衛生管理の行き届いた工場で生産されていますので、虫の卵や幼虫が入ることは通常ありません。ほとんどの場合、工場を出てからご家庭で消費される間に侵入するケースが多いようです。お菓子につく虫は、どこにでもいることが多く、一般のご家庭にも棲息し、乾燥したお菓子や食品類につきます。 家の中を清潔に保つことも大切です。それはどんな虫ですか?チョコレートにつく虫には、[ノシメマダラメイガ]・[スジマダラメイガ]や[コクヌストモドキ]などがあります。[ノシメマダラメイガ]は、あらゆる食品に発生します。チョコレート、ナッツ類、ビスケットなどが大好物で、嗅覚がするどく、菓子や食品の臭いをたよって移動 します。包装のわずかなすきまから入ったり、チョコレートのアルミ箔やプラスティック フィルムを食い破って侵入します。[コクヌストモドキ]は、穀粉や菓子類に発生が多い害虫です。ココアにつく虫で代表的なのは、[タバコシバンムシ]という聞きなれない虫ですが、乾燥食品を好み、特に葉煙草に大きな被害を与えるのでよく知られているものです。 チョコレートに付く虫は害があるのですか?病原菌や毒素といったものはないので、万一虫が混入しているのに気付かず誤って食べても、人体に直接害はないといわれていますが、ご心配の場合はお医者さんにご相談ください。

Q
家庭で虫からお菓子を守るにはどんなことに気をつけたら良いのですか?

A
● 開封したら密閉容器に移し替え、早めに召し上がりましょう。
● 直射日光の当たらない、涼しい所に保管してください。
※虫は極めて繊細なすきまから入り込みますので、保管・保存に十分な注意が必要です。

Q
ブルーム現象ってなんですか?

A
“さあ食べよう”とチョコレートを箱から出してみたら、表面が白く粉をふいたようになっていた・・・。これがチョコレートのブルーム現象です。チョコレートに 含まれているココアバターという脂肪分が高い温度にあって表面に浮き出して、冷えて固まるチョコレート特有の現象です。カビと間違えられることもありますが、チョコレートは水分が少ないので、カビが発生することはまずありません。ブルームの起きたチョコレートは、食べても害はありませんが、見た目も悪く、チョコレート本来のおいしさも失われています。

Q
チョコレートのブルーム現象はどうして起きるのでしょうか?

A
チョコレートはココアバターという脂肪分がたくさん含まれています。このココアバターは28℃前後で溶けはじめ、さらに温度が高くなると、分離してチョコレー トの表面に浮き出てきます。これが冷えて固まると、ブルームになるのです。ブルームはチョコレートの新しい古いに関係なく、温度変化に対する保管状態が悪 いと発生するもので、暑いところに置かれたチョコレートの「汗のあと」というわけです。ところで、英語の「bloom」は「花」という意味のほか、「植物の果実や葉にふく白い鑞粉」という意味にも使われます。チョコレートのブルームは、こちらの意味からつけられたものでしょう。

Q
ブルームを起こさないためにどのようなことに気をつけたら良いのですか?

A
チョコレートは熱に対してデリケートなお菓子です。製造工程ではチョコレートに含まれるココアバターを、安定した結晶にするテンパリング(温調)や、一定の温 度と湿度の中である期間保管するエージング(熟成)などを行って、ブルームが起きないように工夫されています。また、流通段階でも保管には細心の注意が払わ れていますが、消費者の皆さまも、次の点にご注意願います。
● 保管状態のよいお店でお求め願います
● 直射日光に当てないでください
● 暖房のききすぎた部屋におかないでください
● 火のそばやストーブ、ヒーターなどのそばにおかないでください

※夏場に高温で柔らかくなったチョコレートを冷蔵庫に入れると、ブルーム現象が起きることがあります。
※チョコレートがさらに高温にさらされると、ボロボロになったり、粉化状態になることもあります。夏場の車のダッシュボードなど、ご注意願います。 チョコレートをおいしく召し上がっていただくために、ぜひともこれらのことを心がけてください。